びしゃご 71話
・・室戸相撲大会場(24番札所)・・
家老 「なに!? びしゃごが辞退!?どうしてじゃ!?」
24番札所住職 「それが・・不正により失格になったことで・・人生に失望した夫が・・村家出をしそうで・・、心配なので・・すぐに夫の元へ行きたい・・・と。」
家老 「さようか・・夫婦とは・・そういうものじゃ・・。」
24番札所住職 「はあ? 世俗を捨てている私には分かりませんが・・」
家老 「では・・びしゃごの代役は・・・・(ニヤ)」
24番札所住職 「だれを?」
家老 「ワシじゃ! 土佐藩家老・・後藤家の力を見せてやろう・・」
家老の緊急出場が決定!
24番札所住職 「え? しかし・・それでは・・家老様の対戦相手が・・怖気づいて・・勝負になりません。」
家老 「ははは(笑) 相撲の土俵の上は神聖な場所じゃ。 相撲の時は武士も下民も関係ないわ(笑)」
24番札所 「そうですか・・ (嫌な予感が・・)」
家老 「・・という事はワシの対戦相手は・・五助か? 軽く投げ飛ばしてやろう♪」
家老!緊急出場の報を聞いた!
五助は・・
五助 「本当か!?」
24番札所住職 「そうじゃ、では。」
住職は何処へ・・
五助 「ワシは・・あの大将を破って・・しかも・・土佐藩の家老様まで・・倒せば・・ワシは室戸の伝説になる・・」
五助の心にさらなる野心が!
しかし・・ 五助とともにいた両親が・・
五助の父 「五助・・わざと負けるんじゃ・・」
五助の母 「そうよ・・何かあって・・家老様に怪我でもさせたら・・」
五助 「おとう、おかあ・・ワシは人気者になりたいんじゃ・・真剣で戦う・・」
五助の父 「だめじゃ・・・」
五助の母 「人気者なんて、ならなくていい。五助はワタシの子・・ワタシらは、優勝する五助より・・孫が見たい・・」
五助 「おかあ・・」 また次回。
この物語はほとんどフィクションです