びしゃごたちは坂本につきました。
夫 「大将!ココが坂本ですよ。」
その時、室戸の役人が来ました。
役人A 「おい!ソコの4人・・おまんら室戸じゃ見ん顔やが・・。」
役人B 「おまんら4人・・こっち来~い!」
大将たち4人は役人に呼ばれました。
夫 「う、まずい・・大将は紀州に人やき・・バレたらやばいぜよ・・。」
漁師A 「た、大将・・どうしましょう・・?」
大将 「びしゃご殿、ワシはどうしたらいいと思う?」
びしゃご 「え?・・大将はこの室戸を・・土佐を日本一のクジラの町にするために紀州を捨て室戸にきたのですから・・堂々とするべきです!」
夫 「へ?びしゃご・・堂々ちゅうても・・国抜け重罪やぞ・・。」
びしゃご 「・・・ワタシがあのお二人(役人)を説得します。ついて来てください。」
びしゃごたちは役人のもとに歩みました。
役人A 「お♪びしゃごちゃんもいたんか~♪」
役人B 「びしゃごさん!おはようございます!」
びしゃご 「あの~この人達は紀州から来た人たちです・・。」
役人AB 「 !! なんじゃとー!・・・びしゃごさん!よく知らせてくれた!大手柄じゃ。」
びしゃご 「あの~この人たちは・・」
びしゃごは役人に大将たちが室戸に来たワケを話ました。
びしゃご 「これから室戸、土佐の礎(いしずえ)になる・・この人たちを影でコソコソ鯨漁をさせるのですか!!!」
役人AB 「う、・・ワシらに言われてもな~。・・よし!上の者に聞いてみよう・・。」
びしゃご 「ありがとうございます!大将さんなんとかなりそうですよ♪」
大将 「びしゃご殿・・すまんな・・。」
漁師A 「う~ん・・びしゃごさんは普段はやさしいが気の強いところもあるんじゃの~・・どうしてあんなオトコのヨメになったんやろう~?なぞじゃ・・。」
びしゃご 「ふふ、土佐ではオトコを「いごっそう」。オンナは「はちきん」って言うんですよ♪今度、説明しますね。」
役人 「では、ついてまいれ。」
びしゃごたちは庄屋のもとにむかいました。 また次回。
この物語はほとんどフィクションです