« 海皇丸ミニクルージング  うまめの木 | メイン | 福洋丸釣行日誌    福洋丸 »

2008年05月22日(木)

びしゃご (26)  室戸荘

寺小屋の先生 「そちらの漁師さん・・最終解答(ファイナルアンサー)?」

漁師A 「・・最終解答(ファイナルアンサー)!」

うつむいた寺小屋の先生 「・・・・・・・。」

心配そうな漁師A 「・・先生!どうなんですか・・!?」

寺小屋の先生 「・・・・正解!!!」

漁師A  「やったー!会計係りはワシに決まりじゃ!(笑)」

   五助と六助は帰り出しました。

五助 「・・つまらん。」

六助 「時間の無駄やった・・早う帰ろ。」

  紀州からの漁師達もつぶやきました。

紀州からの漁師達 「あ~・・アイツが勝ってもおもろないな~(アクビ)」

漁師A 「おい!おまえら!・・・まあ良い・・大将!では金庫番はワシという事で♪」

大将 「いや、ちょっと待て・・びしゃご殿。ソロバンは零の答えになっておるが・・どうして答えなかったのじゃ?」

寺小屋の先生 「・・たしかに・・びしゃごはちゃんとソロバンをはじいて零になっていました。」

びしゃご 「・・・・。」

   その時、外で時間を潰していた夫が来ました。

夫 「びしゃご・・負けたのか?まあ仕方がない・・。」

びしゃご 「あなた・・すいません。」

大将 「・・・・まあ勝負だからな! オマエが金庫番で決まりじゃ。」

漁師A  「はい・・必ず一両の狂いもなく!おまかせを・・・(ニヤリ)」

夫 「では、大将たちの住む場所をこれから探すぜよ・・・坂本(村の集落の名)にでも行ってみるか!」

大将 「すまんな。」

夫 「いえいえ。困った時はお互い様やき。気にしないでください。ほれ、びしゃごも来い。」

びしゃご 「は、はい。」

    びしゃごたちは坂本へ行きました。  また次回。

この物語はほとんどフィクションです。

『muroto☆soul☆』のブログで『真*びしゃご』は毎日?更新中!(現在9話)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://122.200.224.147/cmt/mt-tb.cgi/400

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)