びしゃご 86話 室戸荘
八雲 「にゃ? (タヌキだって?ボクは人間だにゃん!)」
夫 「おまん(八雲) 少し黙っちょき・・ワシは眠たいんぜよ・・」
夫は八雲を無視して 横になり眠りました
夫 「zzzz」
八雲 「にゃ~ (失礼な男だな~ ところでダレだコイツは???)」
その時!!
部屋に お栄が 現れました!
お栄 「あら? この眠っておられる方が・・びしゃごの旦那様ですか・・」
八雲は お栄にすりより・・
八雲 「にゃ~♪ (おねえちゃん!ごはんのお魚は?)」
お栄 「はいはい♪ちゃんと買ってきてますよ♪」
八雲 「にゃ? (お魚はなんだにゃん?サバ?アジ?カツオ?)」
お栄 「フフ・・今日は八雲の大好物のマグロを買って来てあげました♪」
八雲 「にゃあ!! (本当!?(ヨダレ))
お栄 「だけど・・八雲・・マグロは・・・「びしゃご」からの頼まれ事を済ませて、帰ってからですよ・・」
八雲 「にゃ~? (頼まれ事?)」
お栄 「この人(夫)と「びしゃご」のお供をしなさい。」
八雲 「・・・。 (コイツ(夫)の・・お供・・)」
八雲は寝ている 夫を見ました
夫 「ぐが~ぐが~zzz」
すると・・
八雲は 急に 嫌な顔に・・
↑寝ている夫を見る八雲
八雲 「にゃん・・ (イヤだにゃん・・コイツ(夫)・・なんかキライだにゃん・・)」
お栄 「・・なぜですか?」
八雲 「にゃん (ボクは男は嫌いだにゃん。おねえちゃんくらい可愛い人じゃないと・・言うこと聞かないにゃん!)」
お栄 「まあ? 困った人(八雲)ね~・・・」
その時・・
部屋に びしゃごが・・
びしゃご 「どうですか?お栄さん?八雲は来てくれそうですか?」
お栄 「それが・・なにやら乗気では無いようなのです・・」
びしゃご 「そうですか・・残念です・・・・あらまあ?この人(夫)ったら、こんなトコロで寝てしまって・・あなた!起きなさい!」
夫 「zzz・・・ん?おおう?びしゃご?すまんすまん・・ぐっすりと寝ておった。」
びしゃご 「あなた、帰りますよ。」
夫 「そうか?トコロで八雲は?来てくれんのか?」
びしゃご 「八雲は気が乗らないようなのです。」
夫 「そうか?まあ~仕方が無いの~・・」
お栄 「すいません・・お二人とも・・わざわざ足を運んでいただいたのに・・・ん?」
お栄はチラッと八雲を見ると・・
びしゃごを見上げる 八雲の目は 輝いていました。
また次回。
この物語はほとんどフィクションです