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2010年05月31日(月)

びしゃご 86話  室戸荘


八雲 「にゃ? (タヌキだって?ボクは人間だにゃん!)」


夫 「おまん(八雲) 少し黙っちょき・・ワシは眠たいんぜよ・・」


  夫は八雲を無視して  横になり眠りました


夫 「zzzz」


八雲 「にゃ~ (失礼な男だな~ ところでダレだコイツは???)」


  その時!!


  部屋に お栄が 現れました!


お栄 「あら? この眠っておられる方が・・びしゃごの旦那様ですか・・」


  八雲は お栄にすりより・・


八雲 「にゃ~♪ (おねえちゃん!ごはんのお魚は?)」


お栄 「はいはい♪ちゃんと買ってきてますよ♪」


八雲 「にゃ? (お魚はなんだにゃん?サバ?アジ?カツオ?)」


お栄 「フフ・・今日は八雲の大好物のマグロを買って来てあげました♪」


八雲 「にゃあ!! (本当!?(ヨダレ))


お栄 「だけど・・八雲・・マグロは・・・「びしゃご」からの頼まれ事を済ませて、帰ってからですよ・・」


八雲 「にゃ~? (頼まれ事?)」


お栄 「この人(夫)と「びしゃご」のお供をしなさい。」


八雲 「・・・。 (コイツ(夫)の・・お供・・)」


  八雲は寝ている 夫を見ました


夫 「ぐが~ぐが~zzz」


  すると・・


  八雲は 急に 嫌な顔に・・

夫を見る八雲
↑寝ている夫を見る八雲


八雲 「にゃん・・ (イヤだにゃん・・コイツ(夫)・・なんかキライだにゃん・・)」


お栄 「・・なぜですか?」


八雲 「にゃん (ボクは男は嫌いだにゃん。おねえちゃんくらい可愛い人じゃないと・・言うこと聞かないにゃん!)」


お栄 「まあ? 困った人(八雲)ね~・・・」


   その時・・


   部屋に びしゃごが・・

びしゃご 「どうですか?お栄さん?八雲は来てくれそうですか?」


お栄 「それが・・なにやら乗気では無いようなのです・・」


びしゃご 「そうですか・・残念です・・・・あらまあ?この人(夫)ったら、こんなトコロで寝てしまって・・あなた!起きなさい!」


夫 「zzz・・・ん?おおう?びしゃご?すまんすまん・・ぐっすりと寝ておった。」


びしゃご 「あなた、帰りますよ。」


夫 「そうか?トコロで八雲は?来てくれんのか?」


びしゃご 「八雲は気が乗らないようなのです。」


夫 「そうか?まあ~仕方が無いの~・・」


お栄 「すいません・・お二人とも・・わざわざ足を運んでいただいたのに・・・ん?」


  お栄はチラッと八雲を見ると・・

いつでもオッケーよ


  びしゃごを見上げる 八雲の目は 輝いていました。


また次回。


この物語はほとんどフィクションです

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