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2010年05月24日(月)

びしゃご 85話  室戸荘

   そして・・


   びしゃごと夫は 室戸の村の 庄屋の屋敷へ・・

  ・・・庄屋の屋敷・・・

室戸の庄屋の屋敷


びしゃご 「相変わらず、大きい家ですね~」

夫 「そうやの~ さあ、中に入ろうぜよ。」

 
   びしゃごと夫は 屋敷の中へ・・


屋敷の中

   
びしゃご・夫 「ごめんください!」


   二人が 呼びかけると・・

   庄屋が出てきました


庄屋 「はいはい・・どなたかね・・・ん?これは、びしゃごさんに亭主・・なにようぞ?」

  
びしゃご 「あの~お願いがありまして・・庄屋さんの娘さんの「お栄」さんの飼い猫「八雲」をお借りしたいんです・・」


庄屋 「八雲を?なぜ?」


びしゃご 「性悪タヌキに・・畑を荒らされて・・困ってるんです・・。そこで八雲をお借りして・・性悪タヌキを捕らえようと思ってるんです。」


庄屋 「そうですか・・ワタシ個人としては・・ぜひ、びしゃごさんに・・八雲をお貸ししたいトコロですが・・今しばらく、お待ちを・・・。もうそろそろ・・魚を買いに行った、お栄が帰ってくるころです。八雲を貸すか貸さないかを決めるのは、飼い主のお栄ですからな~」


びしゃご 「分かりました。ココで待っていていいですか?」


庄屋 「どうぞ♪どうですか? お栄が・・帰るまで・・私とココでお話しでも・・」


びしゃご 「いいですよ♪」


   庄屋は・・


庄屋 「びしゃごの亭主(夫)・・お前は、上がって奥の部屋で昼寝でもしてなさい。」


夫 「そうですか?分かりました♪昼寝をしたいき、少し眠らせてもらいます♪」

  夫は ワラジを脱ぎ 奥の部屋へ・・

  ・・・奥の部屋・・・

庄屋の一室


夫 「ふわ~眠たいぜよ~・・ん?ちょうど、えいトコロに、フワフワの枕があるぜよ♪」


  夫はフワフワの枕に頭を置きました!


  すると!


枕 「にゃー!! (何するニャン!!)」


  夫は 枕が鳴いたのに ビックリ!


夫 「なんや!? この枕?」


  夫が よく見ると・・  頭を置いたモノは枕では無く・・

  八雲(ネコ)でした!


迷い猫の八雲
↑八雲


八雲 「にゃ! (ダレだ!お前は!? ボクは枕じゃないんだぞ!)」

夫 「なんじゃ~?もしかして・・コイツが八雲とか言うネコかいな?カラダはまるでタヌキぜよ・・」

また次回。


この物語はほとんどフィクションです

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