びしゃご 85話 室戸荘
そして・・
びしゃごと夫は 室戸の村の 庄屋の屋敷へ・・
・・・庄屋の屋敷・・・
びしゃご 「相変わらず、大きい家ですね~」
夫 「そうやの~ さあ、中に入ろうぜよ。」
びしゃごと夫は 屋敷の中へ・・
びしゃご・夫 「ごめんください!」
二人が 呼びかけると・・
庄屋が出てきました
庄屋 「はいはい・・どなたかね・・・ん?これは、びしゃごさんに亭主・・なにようぞ?」
びしゃご 「あの~お願いがありまして・・庄屋さんの娘さんの「お栄」さんの飼い猫「八雲」をお借りしたいんです・・」
庄屋 「八雲を?なぜ?」
びしゃご 「性悪タヌキに・・畑を荒らされて・・困ってるんです・・。そこで八雲をお借りして・・性悪タヌキを捕らえようと思ってるんです。」
庄屋 「そうですか・・ワタシ個人としては・・ぜひ、びしゃごさんに・・八雲をお貸ししたいトコロですが・・今しばらく、お待ちを・・・。もうそろそろ・・魚を買いに行った、お栄が帰ってくるころです。八雲を貸すか貸さないかを決めるのは、飼い主のお栄ですからな~」
びしゃご 「分かりました。ココで待っていていいですか?」
庄屋 「どうぞ♪どうですか? お栄が・・帰るまで・・私とココでお話しでも・・」
びしゃご 「いいですよ♪」
庄屋は・・
庄屋 「びしゃごの亭主(夫)・・お前は、上がって奥の部屋で昼寝でもしてなさい。」
夫 「そうですか?分かりました♪昼寝をしたいき、少し眠らせてもらいます♪」
夫は ワラジを脱ぎ 奥の部屋へ・・
・・・奥の部屋・・・
夫 「ふわ~眠たいぜよ~・・ん?ちょうど、えいトコロに、フワフワの枕があるぜよ♪」
夫はフワフワの枕に頭を置きました!
すると!
枕 「にゃー!! (何するニャン!!)」
夫は 枕が鳴いたのに ビックリ!
夫 「なんや!? この枕?」
夫が よく見ると・・ 頭を置いたモノは枕では無く・・
八雲(ネコ)でした!
↑八雲
八雲 「にゃ! (ダレだ!お前は!? ボクは枕じゃないんだぞ!)」
夫 「なんじゃ~?もしかして・・コイツが八雲とか言うネコかいな?カラダはまるでタヌキぜよ・・」
また次回。
この物語はほとんどフィクションです