そして・・ その夜・・
びしゃごと夫は寝てました・・
びしゃご 「スヤスヤ・・・zzz・・・」
夫 「ぐが~! zzzz・・・・ん?・・しょんべんしたいの~」
眠っていた夫は 急に もようして 目覚めました
すると・・
裏庭の方から・・
『バリバリガリッガリッ バリバリガツガツ ギュー♪』
と妙な音が 夫の耳に聞こえました
そして 妙な音は 急に聞こえなくなり
夫 「なんの音やったんや~??」
気になった 夫は 裏庭へ向かいました・・・
・・・裏庭の畑・・・
そして・・ 夫は 裏庭へ・・
夫は何かを見て! 驚きました!
夫 「おまん!! 何しゆう!?(驚き!)」
夫の見た者は・・
フロシキを顔に巻いた誰かでした!
フロシキを顔に巻いた誰か 「!!!」
夫は 「フロシキを顔に巻いた誰か」に歩み寄りました!
よく見ると 「フロシキを顔に巻いた誰か」の足元には
たくさんの野菜の 残骸が・・
夫 「あんた?野菜泥棒かい?(汗)」
フロシキを顔に巻いた誰か 「・・・・。」
夫 「姿をあらわすぜよ!」
夫は 「フロシキを顔に巻いた誰か」の フロシキを 取りました!
その・・ 正体は・・
高僧・・
高僧 「・・・。」
夫 「うっ(汗)・・・おまん・・遂に・・野菜泥棒にまで堕ちたのか?(汗)」
高僧 「むっ・・ワシは・・・は・ん・にん・・では・・無い・・証拠が・・・なか・・ろう・・・・」
夫 「クチを開けろぜよ!」
高僧 「・・こと・・わる・・・・」
夫 「それならこうぜよ!」
夫は 高僧の体を クチュクチュ! くすばしました!
すると・・・
高僧 「うう・・・うう・・・や・・・め・・・ろ・・・くる・・・しい・・・・・プハ!!」
高僧の口から!
なんと! 大根一本が!
飛び出てきました!
夫 「証拠が出たぜよ! おまんが野菜泥棒ぜよ!(怒) 今から、おまんを役人のトコロに連れて行くぜよ!」
高僧 「びしゃごの亭主よ・・・こんな些細な事で役人などと言うでない・・」
夫 「些細な事やと~?」
高僧 「そうじゃ・・・」
夫 「???」
高僧 「この畑の野菜は・・元はワシがびしゃごに与えた、種から出来た野菜じゃ・・・ワシが一口くらい喰うてもかまわんだろう・・・のう?そうは思わんか?」
夫は 高僧の足元に落ちてる たくさんの野菜の残骸を見て・・
夫 「一口やと~?(怒)」
高僧 「そうじゃ。ワシは今、来て・・大根一つしか食べておらん。しかも、おぬしのせいで吐き出してしもうたがのう・・」
夫 「ウソも大概にするぜよ! もう許してやるから・・ミクロ洞(高僧の住居)へ帰れぜよ!」
高僧 「びしゃごの亭主よ・・ワシは神仏に仕える身じゃ・・ウソだけは言わぬぞ・・」
注:幾度もウソをついてます。(夫とびしゃごからキノコを騙し取った時・ムラムラダケでびしゃごを狙った時 等など)
夫 「じゃ~いったいダレが・・畑の野菜を食べたんじゃ~?」
高僧は 己の口から出て 落ちた大根を拾い・・
高僧 「コレ(大根)は貰って行く・・」
夫 「ああ・・持っていきや。」
高僧 「びしゃごの亭主よ・・・この野菜の残骸に・・近くで感じる強い恨みの念の邪気・・・不吉な予感がする・・・気をつけるのことじゃ・・・南無阿弥陀仏・・」
夫 「不吉やと?(また変な事を言い出したぜよ・・)」
高僧は何処(ミクロ洞)へ・・ また次回。
この物語はほとんどフィクションです