びしゃご 58話
夫の少し離れたところで六助のヨメらしい後ろ姿が見えました。
夫 「なんじゃ?六助のヨメもキノコを探しに山に来ておったか・・。そうじゃ♪六助のヨメにキノコを分けてもらおうかの~♪」
夫は六助のヨメと思われる後ろ姿の人影に近づき・・話かけました。
夫 「すまんがおまん(六助のヨメ)のキノコをワシに分けてくれんかの~♪困った時はお互い様やろ♪」
後ろ姿の??? 「・・・。」
夫 「無視するんじゃないぜよ!(怒)」
夫が大声をたてると・・六助のヨメと思われる人影が振り向きました。
なんと!ソレは・・六助のヨメではなく、凶暴そうな大きな熊でした!
夫 「ひいい~!熊じゃー!」
夫に襲い掛かる熊 「ガオーー!!」
避ける夫 「うわー!」
熊は夫に攻撃しましたが!・・夫は何とか避けました!
熊 「ガオー!」
夫 「このままじゃ!熊に喰われるぜよ!そうじゃ!木に登ればきっと助かる!」
夫は一番近くの木に登りました!そして・・
木の上から吠える夫 「このバカ熊!ここまでおいで♪手のなるほうへ♪」
熊 「ガルル・・。(ニヤ)」
なんと熊は木を登り始めました。
(注:熊は木登りが得意です。)
夫 「そんなバカな!」
熊 「ガオー!」
熊は夫のすぐ下まで来ました・・。その時、夫はフトコロに入れてたムラムラダケを落としてしまいました。
夫 「しまった!ワシの今夜の楽しみが!」
夫の落としたムラムラダケを熊が上手く手に取りました。
夫 「熊さん!ワシの今夜の楽しみを返してくれ!」
ムラムラダケを見る熊 「ガウ?・・・パク。」
ムラムラダケは熊に食べられてしまいました・・。
夫 「そんな・・・。」
熊 「うふ~ん♪うふ~ん♪」
熊は急に夫に求愛の泣き声とポーズをしだしました。
夫 「おまえ・・メスやったのか?」
熊 「ガウ!(はい!あなた♪)」 また次回。
この物語はほとんどフィクションです