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2009年04月05日(日)

びしゃご 47  室戸荘

 びしゃご一同が土佐藩駐留所に向かっていた・・その頃。

  ・・伊予藩駐留所・・

伊予家臣 「藩主様!大変な事が!」

伊予藩主 「何事じゃ?」

伊予家臣 「そっ・・それが・・「タチバナ姫」が何処かへ・・消えました!」

伊予藩主 「 ! なんじゃと!?」

伊予家臣 「おそらくは・・将軍の側室になるのがイヤで・・。男用の着物を着て・・何処かへ消えたようです・・。」

伊予藩主 「消えたようです・・。ではない!(怒)探すのじゃ!ワシの命が懸かってるのじゃ!」

伊予家臣達 「は!!」


  そして、その頃。びしゃご一同は土佐藩駐留所へ到着しました。

びしゃご 「ココが土佐藩の駐留所なのですね♪」

高僧 「なかなか広いの・・。」

家臣B 「びしゃごの亭主よ!ハラが減ったわい!メシをすぐに仕度しろ!」

  しかし・・夫の姿は見当たりませんでした・・。

家臣B 「アイツ(夫)は何処に行ったのじゃ?」

家臣A 「おそらく・・飯炊きの仕事に嫌気がさし・・逃げたのだろう・・。」

家臣B 「なんと!(怒) うぬぬ・・!帰って来たら、切り捨ててくれるわ!(怒)」

びしゃご 「まあまあ、そんなに荒立てずに、ワタシがご飯の仕度をしますから♪」


  ・・江戸の町・・

夫 「まったく・・なんでワシがいつも!ダメ侍(家臣B)とエロ坊主(高僧)にコキを使われんとイカンのじゃ!・・・ん?」

  その時・・夫の目の前で、男と江戸っ子ABの間で・・イザコザがありました。

江戸っ子A 「てやんでー!(怒)オレの肩にぶつかって!あやまれ!」

江戸っ子B 「そうだ!あやまれ!」

??? 「すっ、すいません・・。」

江戸っ子A 「ちっ、前を気をつけて歩くんだぞ!おととい来やがれ!」

江戸っ子B 「そうだ!気をつけろよ!あばよ!」

  江戸っ子ABは何処へ・・。

??? 「・・・。江戸っ子って怖い人達なのね・・。気をつけないと・・。」

夫 「おまん!だらしないの~・・。男やったらケンカせんといかんぜよ!」

??? 「あなたは?」

夫 「ワシか?・・・ワシは土佐では名の知れちゅうモンや♪」

??? 「土佐?・・という事は土佐藩美女一行に縁がある方ですか?」

夫 「縁も何も・・土佐代表のびしゃごはワシの嫁やで♪」

??? 「びしゃご??・・ウフフ・・変な名前ですこと(笑)」

夫 「おまん名は?」

タチバナ太郎 「・・・。ワタシはタチバナ太郎と申します。」

夫 「タチバナ太郎!?」   また次回。

この物語はほとんどフィクションです

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