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2009年03月17日(火)

びしゃご 44  室戸荘

家臣A 「びしゃごのおっしゃる通りじゃ・・。では、江戸に向かうために・・高知の港までついて来てもらおう。」

びしゃご 「あの・・お侍さん・・。」

家臣A 「なんじゃ?」

びしゃご 「ワタシの亭主も一緒に江戸までは・・ダメですか?」

家臣A 「この男(夫)をか?なぜじゃ?」

びしゃご 「この人(夫)はおそらく・・ワタシがしばらくの間でも居なくなったら、生活が出来ないと思って心配で・・。」

家臣A 「なんと!だらしのない男やの~・・。まあ、仕方無い、おぬし(夫)もついて来い。」

夫 「へ?ワシもですか?」

家臣A 「そうじゃ。おぬしが心配でびしゃごが色々と集中出来なかったら・・難だからな。おぬし鍋洗いくらい出来るだろう?」

夫 「はあ~?鍋洗い~?なんか面倒くさそうぜよ~・・。」

家臣A 「・・・。では、ついて参られよ・・。」

  その時!家の中に高僧が入って来ました。

高僧 「ワシも江戸にお供させていただこう・・。」

びしゃご 「お坊さん!」

夫 「おまん!まだ生きておったか!」

高僧 「・・・。」

家臣AB 「坊主に用はない。 ん?・・・ひょっとして?あなたは!?」

高僧 「フっ、思い出したか・・。」

家臣A 「これはこれは・・あなたが江戸について来てくれたら力強い!」

高僧 「お侍さん・・ワシの神通力でびしゃごを日の本一にさせてあげましょう・・。」

家臣A 「お願い致しまする!」

夫 「まあ~・・鍋洗いが増えて、ワシはラクになるからいいかもの~♪」

びしゃご 「では、高知へ向かいましょう!」

家臣AB 「うむ!」

  こうして・・びしゃご一同は高知に行き・・。

 数日後、船に乗り・・江戸に向かいました。  また次回。

この物語はほとんどフィクションです

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