びしゃご (29) 室戸荘
びしゃごたちは高知城に向かうため、吉良川の城下町を通りました。
庄屋 「貧しい室戸でもココは、にぎやかじゃな~。」
びしゃごたちがよろず屋の前を通ったとき。
よろずや 「庄屋さん!お茶でもどうだい!」
庄屋 「そうじゃな・・みなさん、ちょっと一休みでも・・?」
夫 「庄屋さん・・ワシはカネ持ってないぜよ・・。」
びしゃご 「わたしも・・。」
大将 「ワシも。」
紀州からの漁師たち 「ワシらも!」
漁師A 「ワシもじゃ!」
庄屋 「うっ・・しかたない・・お茶を八つ頼む。」
びしゃごたち 「やったー!」
よろず屋 「まいどあり!」
しばらくして・・お茶とまんじゅうが出てきました。
よろず屋 「はい!おまち!」
庄屋 「ありがとさん♪ほ~う、羽根町の「お倉まんじゅう」か、ワシはこれが大好物じゃ♪うん、うまい!」
注:「お倉まんじゅう」は室戸市羽根町の名物です。非常においしいです♪
びしゃご 「はじめて食べましたが・・美味しいですね♪」
紀州からの漁師たち 「久しぶりに甘いものをたべたわい♪」
庄屋 「みなさん、そろそろ行きますよ。ではコレは勘定じゃ。ごちそうさん。」
よろず屋 「ありがとうございます♪」
びしゃごたちは翌日に高知城に着きました。
夫 「始めて見るが・・でっかい城じゃの~。」
庄屋 「では・・ワシは家老さまに会える様に話てくるから、みなさんココでしばらく待たれよ。」
庄屋は受付に行きました。しばらくして・・城下町の方から数人のお侍さんが来ました。
また次回。
この物語はほとんどフィクションです