びしゃご 『24』 室戸荘
夫 「大将・・気になる事って?」
大将 「あぁ・・じつは・・言いにくいんだが。」
夫 「・・なんですか?」
大将 「どこかワシらが住んでもよいトコはないかなと思ったんじゃ。」
夫 「そういう事ならワシに任せてください!明日の朝、寺小屋であのオトコを蹴散らした後で一緒に探しましょう!」
大将 「なにからなにまですまない・・。」
夫 「いえいえ!」
そして宴は夜遅くまで続きました。そして翌朝・・。
寺小屋に夫と漁師Aはソロバン対決に・・びしゃごと大将、五助と六助、紀州からの漁師3名がそれに付いて行きました。
寺小屋の先生 「え~・・それではそろそろ始めましょうか・・・。」
五助と六助 「がんばれよ~。」
夫 「おうよ!まかしちょき。今日はコイツの命日じゃ・・ニヤリ。」
紀州からの漁師3名 「がんばれよ~。」
漁師A 「フフフ・・こ~んなボンクラに負けるきがせんわい(笑)」
夫 「 ! このヤロウ~・・。」
夫が漁師Aに言い返そうとした時。
びしゃご 「・・あの~わたしも参加させてもろうてもいいですか?」
大将 「別にかまわんが・・びしゃご殿はソロバンができるのか?」
びしゃご 「はい、むかしおじいちゃんに教えてもらってたんです。自信はないですけど・・久しぶりにソロバンをはじきたくなったもので・・。」
大将 「そうか、では、びしゃご殿も入るがよい。」
びしゃごは座りソロバンをおきました。
五助と六助と紀州からの漁師3名 「びしゃごー!! 頑張れー!!」
びしゃご 「はい!頑張ります!」
大将 「では、そろそろ始めるか・・先生お願いします。」 また次回。
この物語はほとんどフィクションです
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