燃える黄門!-夢のかなたにー 『其一』
-料亭の中庭ー
黄門 「助さん!格さん!コラシメテあげなさい!」
助格 「は!」
大立ち回りの後・・・
黄門 「助さん!格さん!もういいでしょう・・。」
格さん 「は!みなのものひかえーい、ひかえおろー!この紋所が目に入らぬかぁ!」
悪代官と越後屋 「は!それは!ははー!」
そして翌朝・・
村娘 「ご隠居さま!助さん!本当にありがとうございました・・なんとお礼を言ったら良いのか・・。」
助さん 「今度はハチベエの食い意地から、このような事になったんだぞ!」
ハチベエ 「助さん・・そんなに怒らないでくださいよ~ご隠居~助けてください~。」
黄門 「かーかっか(笑)助さん、ハチベエをあんまりイジメテやるな・・・さてそろそろ行きますか?」
助格 「は!」
村娘 「ありがとうございました!」
(ナレーション) こうしてご老公一同の世直し旅はまだ始まったばかりである・・。
-半年後ー (室戸岬)
黄門 「コラァァァ!ハチベエー! また、みこしが傾いておるわ!飛び猿を見ろ全然疲れておらんぞ!死ぬ気で担がんかい!」
ハチベエ 「そんな~ご隠居~アッシと飛び猿を一緒にしないでくださいよ~(涙)」
黄門 「! 貴様~・・虫けらの分際でこのワシに口ごたえするきか~・・みこしを降ろせ!」
助格飛び猿 「は!」
黄門さまはミコシからおりました。
黄門 「飛び猿!ハチベエの首を打てい!」
飛び猿 「は!」
飛び猿は刀を持ってハチベエに近づきました、そして刀を構えました。
飛び猿 「フフフ・・悪く思うなよ。」
ハチベエ 「ひィィ~!」
助さん 「飛び猿待てい!ご隠居!三人ではミコシが担げません!」
黄門 「助~・・貴様もワシに口ごたえするのか!」
黄門さまはムチで助さんを幾度となくブチました。
黄門 「はァ、はァ・・確かにな・・ハチベエ命拾いしたの~。だがの~替わりの者が加われば、オマエは即刻に打ち首じゃ!」
ハチベエ 「そ、そんな~・・。」
黄門 「さて、行くぞ!お銀!ミコシの上でワシに酌(しゃく)をせい!」
お銀 「はい、ご老公様!」
黄門さまとお銀はミコシに乗り出発しました。
お銀 「どうぞ・・。」
黄門 「愛いヤツじゃ・・今晩もワシの相手をせい・・・。」
お銀 「は、はい・・(涙)。」
そしてその夜・・ (続く)
次回はいつ再開するかまったく分かりません・・
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