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2008年03月17日(月)

びしゃご⑲   室戸荘

びしゃごがムラムラダケを口に入れようとした時、六助のヨメが来ました。

六助のヨメ 「ちょっと!びしゃごちゃん!」
びしゃご  「あら、六助さんの奥さん、どうしました?」
六助のヨメ 「マンボー返してもらえん、うちく食料がないき。」
びしゃご  「そうだったんですか・・すいません・・どうぞ・・。」
六助のヨメ  「びしゃごちゃんは悪くないきねぇ・・帰ったら、うちの夫をシカらんと・・。」
びしゃご  「なんか、すいません・・。」
六助のヨメ  「あら、このイモもろうてかまん?」
びしゃご  「どうぞ。」
六助のヨメ  「米もかまん?大根も?まんじゅうも?」
びしゃご  「え、・・どうぞ・・。」
六助のヨメ  「ありがとさん♪」

そして・・六助のヨメが持って来たフロシキはいっぱいに満たされ、びしゃごの食料はだいぶ減りました。

六助のヨメ  「ん~・・びしゃごちゃん、おいしそうなキノコ食べゆうやん、ワタシにも一口食べさせて!」
びしゃご  「どうぞ。」
高僧  「そ、それは・・むうぅ・・・!」
六助のヨメ  「パクパクん~・・・おいしいわ!こんなうまいキノコはじめてやわ!さて・・そろそろ帰って夫をシカらんと・・それじゃまたね~。」

六助のヨメはムラムラダケをほとんど食べて、家に帰りました。

高僧  「なんという女じゃ!」
びしゃご  「どうしました?」
高僧  「びしゃご!おぬしはハラがたたんのか!」
びしゃご 「いえ、べつに。」
高僧  「・・・・まあよい・・残ったキノコを食べるがよい・・。」
びしゃご  「あっ、はい、いただきます!」

びしゃごは残ったわずかのムラムラダケを食べました。

びしゃご  「お坊さん!このキノコすごく美味しいですよ!」
高僧  「うむ・・そうじゃろぅ・・・。」
びしゃご  「ごちそうさまでした。」
高僧  「どうじゃ・・だんだんキモチもカラダも・・・元気になってきたか・・・?」
いろっぽいびしゃご  「お坊さん・・わたし・・だんだん変な気分になってきました・・。」
高僧  「うむ・・そうじゃろう・・。」
いろっぽいびしゃご  「はぁ・・お坊さん・・。」
高僧  「わしもそろそろがまんできんぞ・・。」
いろっぽいびしゃご  「お坊さぁ~ん・・。」
高僧  「びしゃご~~・・♪♪♪。」

高僧はびしゃごのもとに歩みよりました・・・。

  また次回。  この物語はほとんどフィクションです


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コメント

センセ!あんま暴走しないでくださいよ!

サザエさんコメントありがとうございます。
サザエさん!けっして暴走してるつもりでわないんです・・。安全運転ですんで・・ご心配なく次回も見て下さいな!

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