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2008年03月10日(月)

びしゃご⑱   室戸荘

夫と大将たちが紀州をでて数日後・・

   びしゃごの家

六助  「びしゃご~♪失礼するぞ~♪」
びしゃご 「あら、六助さん。」
六助  「今日は珍しいモンを釣ったき、びしゃごに差し入れじゃ!」
びしゃご 「コレはマンボーじゃないですか!いいんですか・・。」
六助  「えいえい、気にしなや、アンタの旦那と違ってワシはサバ以外の魚も釣れますんで。覚えといてくださいな!」
びしゃご 「はい!ありがとうございます・・助かります。」
六助  「どういたしまして!またね~♪」

(注;マンボーは室戸では良く食べられる食材であり、マンボーの味噌煮込みは非常に美味である)

びしゃご 「ほんとにみんな、やさしい人で助かるわ・・・みくろ洞のお坊さんからは、たくさんキノコを頂いたし・・五助さんからはイモを頂いたし・・・六助さんからはマンボー・・・農家の若い人達からはお米を・・他の方にもいろいろ・・・。」

夫が紀州に行っているあいだに、びしゃごの家にはたくさんの食料があふれんばかりになっていました。

びしゃご  「こんなにたくさん食料があれば、しばらくのあいだは安心ね♪・・・・だけど、お坊さんから頂いたキノコの中に変な色したキノコがいくつかあるのが気になるわ・・。」

その時、高僧がびしゃごの家にきました。

びしゃご 「あ、このあいだはありがとうございます!」
高僧  「わしのこのあいだのキノコは食べたか・・?」
びしゃご  「いえ、まだです・・。」
高僧  「さようか・・しかしたくさんの数の食料じゃな・・・。」
びしゃご  「はい、みなさんが差し入れしてくださって。」
高僧  「さすがじゃな・・。」
びしゃご  「は?」
高僧  「いや、なんでもない・・。ところでびしゃごよ・・」
びしゃご  「はい。」
高僧  「ワシがこのあいだ持って来た、キノコを料理してやろう!あの中にムラムラダケというキノコがあるのじゃ・・それを食べればキモチもカラダも元気になるぞ・・。」
びしゃご  「ありがとうございます。」
高僧  「うむ・・。」

そして高僧はキノコを焼いてびしゃごに出しました。

びしゃご  「それじゃあ、お坊さんいただきます。」
高僧  「うむ、良く味わって食べるがよい・・。」   また次回。

この物語はほとんどフィクションです

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コメント

オッ先生!  室戸の名物まんぼうを
入れてるあたり、さすがですね。
まんぼうは、てんぷらでもおいしい
ですね。
でも、ムラムラダケって・・・・・
なにやら、エロの匂いが・・・・
ここでも、エロは禁止ですよ~

太田さん!やっぱマンボーは室戸ですよね~。
室戸はほんとにクジラにカツオにマンボウにブリにナガレコにアジにイサキにサバに金目鯛にウツボ等など・・海の幸が豊富ですよね!
これから「びしゃご」に室戸の特産物を入れていきますんで、これからもぜひぜひ見て下さい!
ムラムラダケとエロについてはノーコメントでござる・・・。

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