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2008年02月08日(金)

まぐろあじ     うまめの木

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比べるものが無ければ普通の鯵(アジ)ですよね!
500mlのお茶のペットボトル、
さし(室戸方言です)での40cm位の長さとの比較がなければ!

このマアジ・クロアジ型は、室戸では、白羽(しらば)といいます。
こんなに肥えた白羽は高級魚です。
脂もいっぱいありました、刺身では、さぞ美味しかったでしょう!

しかし、この白羽は全て姿寿司と形を変えてしまったのです。

普通に土佐の人々は、鮮度のいい魚は、刺身でたべます。
新しい魚は生で食べんと、もったいない!との考え方からです。

だから(室戸では50~60歳代の人が好んで使う単語)
朝生きていた鮮度抜群の白羽を刺身で食べないとは
どんだけ~
ぜいたくか?
この姿寿司一本いったい、いくらするのか?
3000円は安く見積もってもします。普通の鯵は600円位でしょうが、
下手な、さばの姿寿司には、負けません!

姿寿司を完成させるのには、手間がかかります。
魚をさばいて、そうじ、塩して、酢に漬けて、骨をぬく、
寿司飯をつくり、姿寿司ようのシャリをつくる、
ふたつを、あわせて形を整えて完成。

こんな贅沢をするのは・・・・・
どんな人でしょう?
答えは実に簡単なんです!
けど。

時々こんな注文を、うち(うまめの木)では、うけます。

なんぼで?・・・・と注文されたお客さん
いらん、いらんで!・・・・と、私

腕が、にぶらない程度に
つくり方の復習を、させて頂いているのですから!!


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コメント

こんにちわ!昨日の金目、無茶旨でした。飛び魚もアカムロもたたきも美味しかった。今度はこの鯵食べたいです。又行きます。その節はよろしく。

心よりお待ちしております。
LBさんのホームページにもコメント入れさせて頂きます。次回来られた時の楽しい会話も楽しみにしています。

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