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2008年01月21日(月)

びしゃご⑩   室戸荘

びしゃご  「・・・こんな夜更けにダレかしら・・。」

びしゃごはおそるおそる戸へ。

びしゃご  「どなたさんですか・・?」
夫  「わしじゃ!開けてくれ!」
びしゃご  「え、あなた!すぐに開けます。」

びしゃごは戸のつっかえ棒をはずし、夫を家にあげました。

びしゃご  「あなた紀州へ行ったんじゃないの・・。」
夫  「あの坊主が、1日で行ける言いよったけど、ハラが減ったもんやき戻ってきたぜよ!」
びしゃご  「まぁ・・。」
夫  「びしゃご、悪いが明日また紀州にむかうき、おにぎりを増やしてくれんかの~。」
びしゃご  「わかりました・・なんとかしてみます・・。」
夫  「それとハラが減っちゅうき、なんか食うモノはないか?」
びしゃご  「おかゆの残りがありますよ。」
夫  「ハラに入ったらなんでもえいわ。それと~今日みんなに見送ってもろうて、明日もまたじゃ、面目ないから明日はコッソリ出て行くき。」
びしゃご  「はい・・。」

びしゃごは夫にご飯を食べさせて、二人は床につきました。
そして翌朝・・。びしゃごは六助の家へ。

びしゃご  「すいませ~ん。」
六助  「なんじゃ、びしゃご、なんか用か?」
びしゃご  「じつは・・夫が昨夜に帰ってきて、おにぎりを増やしてって言うけど・・ウチにはもうご飯がないんです・・。」
六助  「わかったぜよ・・ほかならぬびしゃごの頼みやきね~。」
びしゃご  「ありがとうございます!」

びしゃごは昨日の3倍のおにぎりを用意しました。そして、びしゃごと夫は二人で浜へ。

夫  「よしよし、コレだけ飯があれば大丈夫やろう。すまんな~。」
びしゃご  「・・・。」
夫  「どうしたぜよ・・そんなカオして?」
びしゃご  「あなた、気をつけてね。オナカがすいたらいつでも帰ってきてください。」
夫  「大丈夫や・・今度は必ず紀州に行くで。おにぎりすまんな。」
びしゃご  「あなた・・。」

夫は再び舟をだしました。    また次回。

この物語はほとんどフィクションです

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コメント

ぐはっ…!
やられた。なんと予想外の展開!
まさか夫が飯喰いに帰ってきたとはぁぁぁ。

先生、やりますなぁ。

絶対、生臭さ高僧がびしゃごに夜這いを仕掛け…おっと、失礼。
不適切な表現がありましたことをお詫びします。

いずれにせよ、まさかの展開に目も覚めました。
この展開を当てるのは「3連単で100万馬券」くらい難しいでしょうね。

しかし!さぁ、先生。このあとどうする?(笑)
まさか「1回引き延ばし」じゃーあるまいな。

さすがはびぃなすさん!鋭いですね・・今回は引き延ばしポイつくりになりました・・。(反省)
一応は夫がびしゃごとちゃんと別れをしたくなり・・・戻って来て再出発!って感じで書きました。
次回からは「夫の紀州編」が始まる予定でござる。室戸とはだいぶかけはなれますが・・。
次回もぜひ見てください!

びしゃごの毎日更新希望!

室戸を飛び出し、大冒険ロマンス?の予感(笑)
「夫の紀州編」も楽しみにしています。

サザエさん!コメントありがとうございます!
毎日はカンベンしてください・・・。
また次回もぜひぜひ見てください!

トンボさんコメントサンキュ~。
「夫の紀州編」は室戸題材と非常にかけ離れてしまうので、非常に困っています・・。俗に言う「ヤッちゃった系」です・・。どうしよう・・。

えー!!帰ってきたの~!
火曜サスでは、無かったですね。
次こそ壮大な、ストーリー期待してます!
ところで、ファンクラブ発足、おめでとうございます!
hamu編集長の初仕事として、
ファンクラブができたからには、さっそく会費集めを・・・・・
あれ?

hamu編集長、お帰りなさいませ。
あちゃー。いきなり会費ですか。
いや、まずは発足記念の入会促進キャンペーンとして
「最初3ヶ月間無料」ということで何とか…

さて「夫の紀州編」が待たれるところですが
いやいや、編集長。
これは実は西○京太郎的「壮大な“火曜サス”」なのかも。
夫の完璧なアリバイ作り。みごと六助という第三者にまで「自分の帰宅」を印象付けましたからね~
この間に紀州では何か事件が。しかし重要参考人の夫はその時家にいた…なんて(笑)

おっと、舞台は江戸時代か。さすがに早カゴでは“時刻表トリック”は使えませんな。こりゃ失礼。
素直に先生の展開を期待いたしましょう。

hamuさん!お帰りなさい!コメントありがとうございます!
かならずhamu編集長の期待に応えれるように無い知恵をしぼってがんばりますよー!
会費集めでござるか~・・・おぬしもワルよの~
あれ?
次回もぜひ見てください!

びぃなす殿・・自分には西○京太郎さんのような推理モノは不可能でござる!
まぁ一応・・名門?室戸高校卒ですが・・。
あれ?
「夫の紀州編」はイヤな予感がしますが・・ぜひ見てください!

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