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2007年12月24日(月)

びしゃご④   室戸荘

弟子  「師匠ー!あれはバケモノー!はじめて見ました!」
高僧  「う、ワシもはじめ・・久しぶりに出会うた・・。」
二人はみくろ洞の外にまっ黒なカオの妖怪を発見しました。
弟子  「師匠~怖~ございます~早く退治をお願いします!」
高僧  「うむ、ワシの呪文で退治してやろう。ワシの呪文は土佐一じゃ。おまえもついてこい。」
弟子  「はい・・・。」
二人はみくろ洞から出て妖怪に10メートルの距離まで近づきました。
弟子  「師匠~お願いします~。」
高僧  「だまっておれ!」
高僧は気合を入れて呪文を唱えました。
高僧  「リン・ピョウ・トウ・シャー・カイ・チン・レツ・ザイ・ゼンー!(あれ、全然効いてないぞ・・どうしよう・・・。)」
妖怪は二人の存在に気づき、近づいてきました。
弟子  「あわわ、逃げろ=」
弟子は師匠を残しいちもくさんに逃げました。
高僧  「あのヤロー・・・わしももはやここまでか・・。」
妖怪はさらに近くに、高僧は死を覚悟しました。
高僧  「わしの負けじゃ!煮るなり喰うなり好きにせい!」
がんぐろびしゃご 「お坊さん、さっきからにぎやかにしゆうけど、ひょっとしてわたしを妖怪に間違いました?」
妖怪の正体は顔に墨を塗ったびしゃごでした。

高僧  「おぬしは妖怪ではなかったか・・間違えてすまぬ、ほんとうに恥ずかしい・・ところでどうして顔に墨など塗っておるのだ?」
がんぐろびしゃご 「じつは夫と二人で考えまして・・・ところでどこかえ走っていった若い方を探さなくていいんですか?。」
高僧  「気にしなくてけっこう、アイツは破門じゃ、もう戻ることもないだろう・・・。」
がんぐろびしゃご 「はぁ~なんか、すいません。」
高僧  「その顔なにか深いワケがありそうじゃの~わしに話てくれんか。」
がんぐろびしゃご 「じつは・・。」
びしゃごは高僧に昨夜の事を話ました。    また次回。

この物語はほとんどフィクションです。

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コメント

今度は、今や懐かしきガングロですかぁ!と思いきやですね。
高僧と妖怪の戦いも、見たかったのですが・・・
これからも、壮大なテーマ期待してます! 先生!
それからびぃなすさん!
また又、先に書いてしまいごめんね~
ガンダムじゃないんで、モビルスーツ
は装着してないですよ~

高僧と妖怪の戦いですか・・それもアリでしたね・・・。
ほじゃ逃げた弟子と妖怪を戦せてもえいですね。弟子は二度と出てこない予定でしたが。
室戸の26番札所には天狗伝説があるき、そこで天狗と弟子を遭遇させて、そこでも逃げて、次は27番札所の燈明の岩戸へ、そこでも岩が青白く光るのを見て、怖くて28,29・・みたいな感じも良いですね。
番外編でしてみてもえいですね。コメントありがとうございます!

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