びしゃご① 室戸荘
室戸岬のみくろ洞の前に、高さが20m以上の大きな岩が、名前は「びしゃご岩」
その昔・・・びしゃごって名前の女がその岩の上から、身投げをしたそうです。
そのわけは、その女性が美しすぎて、困り果ててらしい・・・。
夫 「びしゃご!今日はでっかい魚を釣ってきて、おまんに食べさせちゃうき!」
びしゃご 「あなた、今日は天気が崩れそうやき・・気をつけてね。」
夫 「・・・・んじゃ~~今日はびしゃごと一日中まったりとおろうかの~~♪」
びしゃご 「まあ、あなたったら・・・でも食べる物がウチにはもうないわ。」
夫 「そうじゃの~でっかい魚が釣れたら、すぐに戻るき!」
びしゃご 「いってらっしゃい。」
びしゃごは夫を見送った、しばらくして山内家大名の一同がびしゃごの家の前を通りました。
びしゃご 「あれは!大名行列!おでむかいをしなきゃ。」
側近 「殿!室戸岬の海はまことに優雅でございますなぁ。」
大名 「うむ、まことに天晴れじゃ!」
側近 「殿、地元の民が家から出て出迎えておりますぞ。」
大名 「・・・・・。」
大名は民の方を一点に見ていました。
側近 「殿、どうされましたか、この優雅な景色ではなく、なにゆえ民の方ばかり・・・?」
大名 「・・・。」
側近 「・・・さては殿をにらみつける、ふとどきものが!」
大名 「ワシはおまんが気に入ったぜよ。」
側近 「は?」
大名 「そこの女!名はなんと申す!」
びっくりしたびしゃご 「わ、わたし~びしゃごで、です!すいません!」
大名 「びしゃごか、変わった名前じゃのう。」
びっくりしたびしゃご 「はい~すいません!」
大名 「ワシはおまんを嫁としてむかえるぜよ!」
側近 「は~?」
びしゃご 「へ?」
大名はびしゃごに求婚の申し入れをしました。 また次回。
コメント
ほほぅ、今度は連載小説が始まりましたか。
次回も期待ですね。
「びしゃご巖」、私も見ましたよー。
なるほどアソコから飛び降りればかなり危険ですな。
ちなみに、以前ワタシがどこかで聞いた話では
「おさご」というむっちゃカワイイ女のコが
毎日ラブコールに押し寄せるたくさんの飢えた野郎どもの群れに疲れ果て
「もうこんなしんどい思いをするのは私を最後にして!」
とばかりに、ついにはその身を投げてしまった。
…というような筋でしたが
いろんな伝承があるんでしょうか。
いずれにせよ
「継続的なストレスに伴う抑うつ状態からくる心身症による発作的行動が原因の自殺」
であることは一致しているようですが。
ま、なにせ昔の話ですからね~。
そこに居合わせた人は今は誰もいないから
「事実の話」はもうわかんないんですけど。
Posted by: びぃなす | 2007年12月13日 00:56
びぃなすさん、毎度コメントありがとうございます!
今回のブログはびぃなすさんの言うとうり、いろいろな説があるので、完璧なフィクションでっせ。どうしてびしゃごが「継続的なストレスに伴う迎うつ状態からくる心身症による発作的行動が原因の自殺」になるか、また次回もみてくださいね~。
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月13日 09:27
「継続的なストレスに伴う抑うつ状態からくる心身症による発作的行動が原因の自殺」
なかなか、ガリレオのようなするどい推理ですね。
昔も、ストーカーいたりして!
しかし昔も今も、美人は大変ですねぇ。
まっ私には、「そんなの関係ねぇ」ですが・・・・ オパピ!
Posted by: hamu | 2007年12月13日 11:03
この室戸昔話は面白い!
この話し知っちょっても室戸荘さんの文はえいねえ。
自分にはこんな表現はできんき室戸荘さん継続お願いします。
室戸荘天晴れ!
Posted by: 若 | 2007年12月13日 12:33
hamuさん、どうもコメントありがとうございます!
このブログのオチは「継続的なストレスに伴う迎うつ状態からくる心身症による発作的行動が原因の自殺」になるかは、未定ですが。また是非次回もみてください!
女性は顔ではなく心ですよね~・・・。
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月13日 12:59
若様!!2、3、4話とまだまだ続きますよ~。期待してね~。ひょっとしたら「びしゃご リターンズ」や「「ラスト・オブ・BISYAGO」もあるかもね~。コメントありがとうございます!
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月13日 13:07
展開よめたで。こんどは、
1 びしゃごが身投げをした。
2 室戸荘の近くの海岸を意識もうろうで漂っ ていた。月見ヶ浜を。
3 室戸荘のご先祖さんがびしゃごを助け た。
4 びしゃごは、記憶喪失。顔も大怪我
5 いつの間にか相思相愛に。
6 その子孫が今の経営者。
その為に美男美女の家系!
どうやろ?
やっぱり、名前は、おさご、が、えいで。
Posted by: しんちゃん | 2007年12月13日 13:19
しんちゃんコメントありがとうございます!
残念ながら、ウチの一族に美男美女はおらんのです。(謙遜)しんちゃんの1~6の実は「びしゃご」は生きていた!っていうのはなかなか使えそうですの~。名前はすいません「びしゃご」でいかせてください。またぜひ続きを見てください!
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月13日 13:58
うわ、コメント伸びてるなぁ…
読者の皆さんの期待の高さの表れですよ、先生。
で、なるほど。おはなしは創作なのね。
じゃ、2時間ドラマみたいに↓これ入れとかなきゃ。
*******************************
* この物語はフィクションであり、登場する *
* 人物、団体などはすべて架空のものです。 *
*******************************
hamuさん、「継続的なストレス…による自殺」をお褒めに預かり光栄です。
これで私も福山雅治?
hamuさんだって、今は「関係ねぇ」ですが
それはまだ埋もれているだけなのかも。
一度山内家の殿様を出迎えに行ってみなければっ!
Posted by: びぃなす | 2007年12月14日 01:57
ありゃりゃ、やっぱり「この物語は・・・のです。」は入れといたほうがえいですか・・・了解でござる。次回から入れまっせ。
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月14日 08:48
しかし、ここだけ人気集中ですねぇ。
ヨッ、未来の大作家!
びぃなすさん、ありがとうございます。 誰か、私を掘り起こして!
山内家のお殿様、実に魅力的ですが
どっちかと言うと、今は私は王子さま
がよいでございます。
やっぱり、ハニカミ王子、ハンカチ王子等等。 できたらV6の、岡田王子! 私とした事が、エリカ的発言?何様?
808には、何王子がいるの?
Posted by: hamu | 2007年12月14日 10:29
もみ王子がいますよ。
サーフィン王子も!
他は、接客王子にサービス王子、魚王子、市会議員王子、船主王子などなどいます。
Posted by: うまめの木 | 2007年12月14日 21:56
ありがとう!
ん~!今の王子は、白馬ではなく、サーフィンですかぁ! 波に乗って迎えに来て欲しいですねぇ。
もみ王子、サービス王子できれば
ホストのように、はべらかせてみたい!
今度は写真を、よろしく~
Posted by: hamu | 2007年12月15日 10:03
えっと、さすがにこれ以上ここのコメントばかり伸ばしたらあかんかな。
この際、話題沸騰のsoul先生作「びしゃご物語」は独立コーナーにしては?
さて、なんと王子の多い808か。まるで王宮やな。でも王子ばかりでなく、メイドさんもいるとうれしいな♪
それはさておき「もみ王子」…う~ん、「揉み」?「籾」?「樅」?
まぁ、まさか王子が米粒やクリスマスツリーではなかろうから、たぶん「揉み」なんでしょうね。
するとマッサージがお得意なのか、うぬぬ。いや、ワタシも足裏なら負けないぞぉ。
ぜひ勝負。一度お手合わせ願いたいですな。(←hamuさんの身体で?:笑)
Posted by: びぃなす | 2007年12月17日 01:53
もみ王子は自分です。
びぃなすさんに足裏マッサージの特技があったとは。。おみそれしました。808の王子はいいひとばっかりですよー!
Posted by: muroto☆soul☆ | 2007年12月17日 19:16